映画「IT~それが見えたら、終わり~」の感想
映画「IT」
映画「IT」が大きな話題を呼んでいる。
ホラー映画ということで、ややわくわくしながら観にいってきた。
ホラー映画は友人と行った「スプリット」ぶりだが、近年のホラー映画は「本当に怖いのは人間なんだよ」の先にある「どうして人間が怖いのか」みたいなところを丁寧にえがいたものが多く、個人的にはとても好みだ。
この「IT」も、そういった種類のホラー映画である。
劇中にピエロが登場するがその際、これまでにぎやかなまでに舞台を彩っていた音が全て消え、ピエロの物音だけが響く。あの音がなくなる感じはホラーではおなじみの手法となりつつあるが、今でも効果的な手法と言わざるを得ない。
主人公の少年は普通の少年だ。ホームアローンの少年のように、才気に満ち溢れているわけでも、悪戯が好きなわけでもない。われわれ大人が抱きがちな「無邪気な一般化された少年像」である。であるからこそ、我々は少年に寄り添い、体験を共有するのだ。
ラストのシーンの不気味さ
そして、ラストのシーン。
ラストに少年がこちらを振り返る。
その時に見せる笑みを観た瞬間、わたしは背筋に冷たいものがおりたような気がした。
明らかにそれまでさんざんこちらを痛めつけ続けた「殺人ピエロ」と同種のものだったからだ。あの恐ろしい「殺人ピエロ」は、少年の心そのものだったのだとこちらに知らしめてくる。
少年の心。つまり、それまで観客が寄り添っていた心である。長い時間共に、スクリーンの中でハラハラしたり恐怖した心である。
あの少年の笑みはピエロへの共感でもなんでもなく、観客に「最も怖いもの」とは自分自身の心ではないのかという問いを投げかけているのだ。
そのことに気付いてしまうこと。それこそがこの映画の中の「ホラー」の本質ではなかろうか。わたしにはそう思われてならない。
※この感想は、映画を観ていない状態のわたしが内容を予想して書いたものです。実際の映画がどういう話かは不明です。
アサシンクリードオリジンズで犬は鷹となった
この記事は、↑のアドベントカレンダーの11日目です。
昨日はvesperさんの素敵なメイキング記事でした。
めちゃくちゃみほちゃんが可愛かったです。
……とかいいつつ、いかついゲームの話をば。
PS4を買った。
ツタヤで中古。22000円くらい。それにソフトで30000を超えた。
犬としては、かなりの出費だ。人間としても大きな出費だった。
けれど、このソフトによって犬は鷹となれた
アサシンクリードとは
Ubisoft Entertainment S.Aが開発した潜入アクションゲームだ。
プレイヤーは歴史の中で活躍した暗殺者ことアサシンとなり、社会的に罰することのできない巨悪と戦う。
なんて、かっこいいことを述べてみたが簡単に言うと
・隠れる
・キルする
のゲームである。
映画もやったので、話の流れは映画を観たりwikiを見てくれ。
わりとSFでもあり、「うたわれるもの」とかが好きな人は好みの世界観だと思う。
アサシンクリードオリジンズ
を、買ったのである。
大好きなアサシンクリードシリーズの、エジプト編。
しかも猫と戯れることができるというではないか。犬の毛むくじゃらの心臓は高なった。
そんな犬をさらに感動させたのが鷹システムである。
今まで、アサシンクリードシリーズでは「敵がどこかわからない」「むずかしい~」などの声があった。少なくとも、犬の脳みそでは地理を把握するのなんて土台無理な話なのである。
この鷹システムは、そんな犬を救った。
プレイヤーは鷹となり、上空からターゲットを探すことができるようになったのだ。
これで格段にこのゲームの難易度は下がったといえる。
さらに、いつでも好きなところから好きな角度でエジプトの街並みを堪能することができるようになった。素敵なスクショ作りにも最適なのだ。
さいごに注意
HPを見ても分かるが、アサシンクリードシリーズはZ指定のゲームだ。
18歳未満の人間は遊んではいけない。
犬?犬は18歳以上のゾンビ犬なので、問題ない。
楽園はここにある~柴犬難民に送る福音~
おおいなる「はじめに」
人間だれしも欲望を持っている。
持っていない人もいるかもしれないが、わたしは持っている。
特に、一日に数十回訪れる「柴犬を摂取したい」という欲望は抗うことが難しく、耐えがたいものである。
今回はそんなわたしと同じく、「一日に数十回柴犬を摂取したい」人向けの記事だ。
実際に柴犬と暮らしているという恵まれた方々はこんな記事など読まずに目の前の柴犬にかまうがよいし、近くに柴犬を飼っている人がいるものはただちに訪れ五体投地しながら「摂取させてください」と懇願すべきである。
今回の記事はそうしたくてもできない、いわば「柴犬難民」におくるものである。
軽度「柴犬難民」向け
軽度「柴犬難民」とは、柴犬を見たいけれど、まだその衝動はGOOGLEで「柴犬」を検索し、「まる」様や「かぼす」様を拝見するとおさまるという程度のものをさす。
そういったものが「まる」様のブログの更新のはざまに見るべきものが、ここにある。
「ドコノコ」である。
ほぼ日の糸井さんの監修で作られたアプリで、近所の柴犬の写真を堪能することができる。
また、犬様や猫が迷子になっている際に手助けできるなど、人間が役立てることもあるので、とりあえずインストールしておくのがおすすめである。
この人間にあふれた社会で犬様や猫が迷子となって困ってしまうのは十分にありえることであり、これを見ている人間はそれに備える必要があると思う。
これを見ている犬様や猫はできるだけ迷子にならないように気をつけてね。
中度「柴犬難民」向け
中度「柴犬難民」は、ドコノコを入れたあげくお気に入りの近所の子の写真が供給されずにうなっているものをいう。
そういう時におすすめなのが、このアプリだ。
遠慮なく、永遠に柴犬と戯れることができる。
スマホアプリなのでいつでもどこでも何度でもである。
さぁ、好きなだけこちょこちょするがいい。
重度「柴犬難民」向け
もうここまでくるとどうしようもない。
だいたいここまでくると、エア柴犬という遊びをし始めることが観測されている。
家の中に柴犬を飼っていると夢想し、そのようにロールプレイングする遊びだ。
一種のTRPGととらえる向きもある。
極限まで達すると、何もない空間に犬のエサ皿を置いて水を入れ、蒸発して水が減ると「水のんでくれてる……」と喜ぶ症状が確認されている。
そんな難民に向けたサービスがある。
そう、Shibe.onlineである。
このサービスはランダムに柴犬の写真を表示するというだけのものだが、
表示される柴犬の写真は群を抜いてかわいい。グーグル検索の上をいくものなど、これくらいのものではなかろうかと、柄にもなく大言壮語してしまいそうになるほどかわいい。
また、酒とともにうつる柴犬が多く、これまで人間と長い歴史をともにしてきた柴犬たちの人生を思って心が温かくなる。
写真はぺージの更新(つまりF5)で更新されるし、これを利用してbotを作ることもできる。
われわれは、ついにここまできたのである。
もう眠れぬ夜に枕を濡らすこともない。
そう、われわれ難民は楽園を手に入れたのである。
ここが、Shibe.onlineこそが楽園だ。
ささやかなる「おわりに」
柴犬は、尊い。
だからこそ、われわれ人間はそれに触れるために努力を怠ってはいけないのだ。
好きな音楽、ZABADAKについて
corner-of-tokyo.hatenablog.com
ほうじ茶さんの記事を読んで、自分の好きな音楽について書いてみることにした。
なんとなくぽん、と頭に浮かんだのでZABADAKの話をしようと思う。
ちょうど、「魔法使いの嫁」のEDにZABADAKの吉良さんの曲が使われていることだし。
ZABADAKとの出会い
私のZABADAKとの出会いは高校生のころだったように思う。
当時流行していたニコニコ動画で作業用BGMを探すうちに「ケルトっぽい民族BGM」なる動画を見つけ、そこからZABADAKを知った。
はじめに聞いたのは「満ち潮の夜」だったように思う。
一人が寒い時は
満ち潮の夜を待つ
当時、「空色勾玉」や 「精霊の守り人」などにハマっていた私はこの歌詞とリズムからエポックというか、民族風というかそういう匂いを感じた。
今時にいうなれば「エモい」(わたしはこの言葉が好きではないが、簡単にまとめるとこうなる)
20thはヤバイ
やがてわたしは大学生になり、プチブル(心情的には)になった。
ということで、アルバム「20th」を買った。
アルバム「20th」は本当に素敵な曲ばかりが入ったいわゆるベスト盤というものだ。
ZABADAKの十八番であるプリミティヴな曲調を楽しめる曲や、すこしミニマムミュージックに通じるようなSFの匂いのする曲などZABADAKの魅力が存分に楽しめる内容となっている。
特に、「遠い音楽」は定期的に聞きたくなる優しい故郷のような曲なので一度聞いてみてほしい。わたしがよく小説で「遠い」という言葉を使ってしまうのは確実にこの曲の影響である。
というわけなので
一度、ZABADAKしようぜ。
今年買ってよかったもの
今週のお題「今年買ってよかったもの」
すでにはてなーの間では毎年恒例の、
「今年買ってよかったもの」を紹介する。
「今年買ってよかったもの」の記事の大半はガジェットの紹介であったりするがここではよりミニマムな話をしていこうと思う。
たぶん、参考にはならない。
1.MacBookPro
お前いきなり高価でおしゃれなやつ出すやんけ、と思ったかもしれない。
今年一番お金を使ったものなのでのせざるを得なかったのと、
単純に見栄を張りたかったことをここに告白しておく。
13インチの一個旧型のを購入。
旧型にした理由は単純で、新型だとキーがフラットすぎたから。
根本的に癇性なのでぱたぱたとキーを打つのが好きなのだ。
最近はこれで刀剣乱舞をやりつつ、小説を書いたり絵を描いたりしている。
難点と言えばディスプレイが狭いくらいで、とても使いやすい。
ディスプレイに関しては来年くらいにデュアルにして解決する予定。
ちなみに一年ローンで買ったため、いまだに苦しめられている。
2.Switch
いわずもがなの例のアレ。
運よくちょうど最初のころに予約できたので争奪戦を経験することなくゲットできた。
最初はゼルダをやりたかったのだが、まんまとスプラトゥーンにはまり、連日くコ:彡となってフィールドを駆けまわっている。
嘘です。見栄を張った。
連日くコ:彡となってくコ:彡にインクまみれにされている。
寝転がってもテレビでもできるので、移動中でも家でも楽しめるのがいいところ。
友達とあつまって遊ぶには最適だと思う。
3.ユニクロのストール
マインドが中世の農民なので、冬は自然と温かい布をもとめる。
温かい布として最適のストール。安いし。今1290円(税別)。安い。
真面目に書くと、首巻きにも使えるし肩掛けにも使えるし(それがストールの仕事なのだが)、ひざ掛けにもなる。
特に家でだらだら作業している時に腹が冷える問題を解消してくれた。
もはや腹痛の友と言ってもいい。
4.Hulu
買ったモノ、というより買ったサービス。
映画やドラマ、アニメが(だいたい)1000くらいで見放題。
ただ、happyonとかいうちっともハッピーじゃない運営に変わってからは
なぜかPS3で観れなくなった。
なので今は前述のmbpやらiPhoneやらで観ている。
オススメポイントは
・コナンが直近のものを除くほぼ全話観れる
これはHuluの強みだと思う。
事実上永遠にコナンが見れる。12時間耐久とかできる。
コナンは毎年四月に新しい劇場版ができるのだが、
その時期はそれの過去作(つまり今までの劇場版)全てを観ることができる。
(……はず。追加されなかったらhappyonを恨んでくれ)
・キューピー三分クッキングがある
心が死んでいる時や、カップ麺の時間をはかるのに便利
・今やっているアニメやドラマが観れる
テレビのチェックが面倒な時に重宝している機能。
そんな感じで、家から出ない生活のためにはほぼ必須となってしまっている。
番外:貰ってよかったもの、うれしかったもの
なににかけても美味しい魔法の調味料。
三日で一瓶なくなった。
ヴァイツェンがおいしい。
バナナみたいなふわっとした香りで白ウィンナーによくあう。
まとめと来年の展望
来年も、自由にモノを買って楽しんで生きていきたい。
ディスプレイを買いたい。
と、いうわけで年末ジャンボを買おうと思う。
好きな色の話をしよう
最近、
Khromaという人工知能配色サービスが話題になっているので、
やってみたところ割合好きな配色が出て来てすごいなぁと感心した。
感心したのはいいのだが、
好きな色って結局何色なんだろう……という至極今更な疑問がわいたので書いてみようと思う。
とりあえず好きな色
好きな色、と聞かれて答えるのはだいたい青とか緑だ。
seagreen
#2e8b57
とか、
mediumturquoise
#48d1cc
のあたりがコンスタントに好きな色。
webなどでサイトを作る際についつい使ってしまう色だ。
モノとして好きな色
携帯のカバーや手帳など、モノを選ぶ際に色が基準となることは多い。
その際、選びがちなのは以下のような濃く、はっきりとした色だ。
red
#ff0000
darkblue
#00008b
darkgreen
#006400
と、並べてみて気づいたがやっぱり緑が好きな模様。
色の好みって何だろう
うちの兄もポストのようなトンチキな赤色が大好きなのだが、こういう色の好みはどこで培われるのだろう、と思う。
オタクなので推しキャラの色を身に着けたりするものの、それはやはり「好きな色」ではない。「好きな人の好きな色」なのだ。
個人として、自分が色を選ぶ理由は何なのだろうか。
身もふたもない言い方をすれば色なんて光の反射でしかない。それなのに、どうして人は色を選び、色を考えるのだろう。
色はなりたい自分を表すという説がある。
なら、私がなりたいのは緑色の自分なのだろうか。
緑色になりたいというのなら、それはさっさと死んで草になりたいということなのかもしれない。
来年の手帳を買った
来年の手帳を買った。
ので、紹介とこれまでの手帳の使い方を書いておこうと思う。
注意
おしゃれではない
もったいない
のないないづくし。
今年の手帳
みなさんおなじみ、ほぼ日のどせいさん手帳です。
WEBで買うと特典がつくとのことなので、WEBで購入。
耐久力が高そうな箱でとどいた。
その箱は今実家の犬のおもちゃになっている。
とりあえずMOTHERが好きなので、このカバーにした。
消防車みたいな赤色は個人的に好きな色なのでとてもうれしい。
ちなみにうちの兄もポストみたいな赤色が好きなので事前に「私はこれを買うので、かぶらないように他の色の手帳を買え!」とLINEした。完璧。
今使ってる手帳
おととしの手帳カバーだが、中身はちゃんと2017版。
クリアカバーとの間に柴犬のステッカーを入れている。
中を開いても柴犬がちらり。
ちなみにこの柴犬ステッカーはキャンドゥで買える柴犬まるのもの。
いつでもどこでも柴犬を見るために努力を欠かさないのが腹痛犬のスタイル。
中身はこんな感じ。
大体映画に行った日は映画の半券、心が死んでいる時は謎の川柳を詠んだりしている。
もしくは仕事のことを書いてあるが、仕事の情報は見せられないので割愛。
あとは雑に予定を書き込んでいるが、会議中に開くので誰に見られても大丈夫なように自分だけにわかる謎の隠語で書いてある。
……といえばきこえはいいが、たまにじぶんでも何の予定かわからなくなる時がある。
来年の手帳の抱負
できるだけ、書く。
さきほど今使っている手帳を開いて「何もかいてない……」とぜつぼうしたので。